建築事務所に依頼をしたときの相場

建築事務所に依頼をしたときの相場

注文住宅で家づくりをするとき、工務店やハウスメーカーではなく家の設計を専門にしている建築事務所を利用される人も少なくありません。
建築事務所の場合は、家の設計だけを行う設計事務所や家の施工までを行う事務所などもあるのですが、基本的にはデザイン性を重視した家づくりができる会社などからも他にはない魅力的な家を建築したい人からの注目を集めています。
工務店やハウスメーカーなどの設計費用は1,000万円あたり20～50万円程度になるのですが、基本的にハウスメーカーなどの場合は標準的な設計パターンとなるプランが用意してあって、そのパターンに当てはめることで設計費用を安く抑えることができる仕組みがあります。
そのため、設計やデザインに融通が利きにくくなります。
これに対して建築事務所は1,000万円あたり100万円から150万円が設計料の相場になっています。
ハウスメーカーなどと比べると高くなりますが、難しいデザインの設計などもできる強みがあるのでデザイン重視の家づくりをしたい人などおすすめです。

建築事務所の比較はどのようにするか理解しよう

建築事務所と言えば、住宅を建築してくれるところですが設計事務所などと呼ばれることもあります。
工務店等と違う点は、設計を主に担当していることでノコギリなどを持って木材を切るような事はありません。
そしてそこには必ずと言っていいほどデザイナーと呼ばれる人たちがいます。
設計士と言う言い方をすることもありますが、一級建築士や2級建築士の中でデザインに優れた人がいるところも少なくないです。
もし、建築事務所を探す場合には、それぞれ比較をすることが必要です。
比較のポイントの1つは、やはり住宅の趣をよく比べることでしょう。
一人一人住宅の趣が異なるため、設計内容も随分と変わってくるところです。
落ち着いた住宅を希望しているのに、派手な住宅のデザイナーにお願いをしてしまうと全く希望に添わない内容になってしまいます。
これはマッチングアプリ等と同じように、自分の希望していない人と接触を図ろうとしてもなかなかうまくいかないことに似ているかもしれません。
いずれにしても、まず自分の住宅に対する理想を明確にすることから始めましょう。